前書き
僕は目隠しをやり始めた初期の頃からパーツの位置・向き情報を、文字への変換を経由せず色情報として記憶することは不可能な事では無いと思っています
当然今は何も出来ません
また、目隠しの世界トップレベルの方々
・記憶量オバケのgrahamさん
・スピードオバケのtommyさん、stanlayさん
ですらやっていない(やろうとしているかは存じ上げておりません)ところを見るに、現実的では無いものだと思いますが…
もし仕上がれば3BLDを1-2s、4BLDを3-5s、5BLDを10sぐらいで記憶することは可能なんじゃないかな?と密かに思っております
ここから何となくいけそうな根拠を書いていきます
僕は脳科学や記憶に関する知見があるわけではないので、完全に素人が考えた穴だらけの根拠です
根拠1.人間が一見で記憶出来る情報量
例えば次の画像を1秒だけ見てください。
1秒程度しか見なくても、
・単色ではなく複数色ある
・縦縞で色が並んでいる
・(僕のように昭和の方なら)カラーバーである
などが記憶出来ると思います。人によっては灰色→黄色→水色→…のように色情報も一部記憶出来ることもあると思います
もしこの画像を「様々な色がついている8本の縦縞の画像」である事前知識を持った状態で記憶しようとして見るとさらに覚えられる情報は多くなり、初見でも2〜4色程度は記憶出来るのでは無いかと思います。多分訓練すれば8色を1秒で記憶する程度は辿り着けそうな気がします
頑張ればキューブも覚えられる気がしませんかね?
根拠2.キューブの記憶量
上の話を2×2キューブに置き換えて見るとどうでしょうか。キューブの場合前提となる知識が色々あるため、意外と少ない情報量になりそうです。前提知識は
・8個のコーナーパーツで構成されている
・それぞれのパーツは異なる3色のステッカーが付いている
・色は6色あり、それぞれ4ヶ所ずつ存在する
などなど…
まだまだ構造的な部分を考えればありそうですが本題から逸れるのでこの辺にしときます(僕の知識が乏しいだけ)
とても簡単に考えて「6色が24ヶ所に4つずつランダムに存在する」という前提だけでも、1面4色なら1秒ぐらいで覚えられそうですよね?
3.記憶力の成長
あると思います。
これは場所法をやっている僕の経験からなので瞬間イメージ記憶に当てはまるかはわかりませんが、繰り返し同じ練習を続けることで潜在意識的な領域が成長(覚える内容を最適化しているのかも)していくと思います。
毎日100-200回ぐらい瞬間イメージ記憶の練習をすれば2面、3面と覚えられる量も増えていきそうな気がします。多分(願望)
4.理論的な最適化
2×2の例では「6色が24ヶ所に4つずつランダム」という前提にしましたが、実際は
・同じ組み合わせのパーツは無い
・組み合わせのパターンは8種類しか無い
・最後のパーツは向きが固定される
・2側面が判明すれば3側面目の色は確定する
など構造的なヒントもあります。これらは最初のうちは頭で考えていく必要がありますが、練習の積み重ねにより頭のリソースをほぼ使わずに感覚レベルでわかるようになると思います(願望)
締め
今のところ願望ばかりで何も理論的では無いですがいずれ練習したいことが無くなったらやってみようと思います。何年後かはわかりません。
最初は誰しも文字記憶する3BLDでも不可能だと思っていたはず。10年後20年後のBLD界では瞬間記憶が主流の記憶法になってるかも知れません。